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20代・外国人女性の本音ドキュメンタリー [学ぶ]

CUNYの留学生が制作した20代・外国人女性のドキュメンタリー・フィルム上映会が校内で開催された。

このドキュメンタリーはスクリーン前で紹介を受けている方の作品で、企画、制作、監督、撮影、編集の全てを一人でまとめ上げました。
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彼女のお名前は福知佐和子さんと言います。
ニューヨークに来る前は日本のTV局でお仕事をされていたとの事です。
渡米されて日が浅いのに彼女は既にネイティブ並みの語学力があり、私と同じレベルの授業受ける方ではないと感じました。



彼女は、20106月終わりに語学留学の目的で渡米、最初シスターが経営するManhattanのCentro Mariaと言う女子寮で暮らしていたそうです。
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彼女の言葉を借りれば “寮には世界中から様々な目的でNYに滞在している女性いて、言葉も文化も違う人達との共同生活は刺激的、寮生活を通じて互いの“違い”を感じながらも、共通、共感するところも見えてきたので、家族、恋、夢、そして日常の些細な出来事等、分かち合える事柄をドキュメンタリーに纏めて、20代女性の心の内を映像表現してみようと思い立った。“ との事です。



作品のTitleAROUND ME ~my first summer in NY~
内容:NYの寮に住んでいる外国人の女の子達に、NYについて、夢について、宗教について語ってもらったインタビュードキュメンタリー。
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インタビューは彼女たちの個室で行われ、その安心感からなのかカメラを前にしても堅く成らず本音で「NYに来た理由、一番好きな時間、夢、信じているもの」等について本音で語っています。
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国、言葉、文化、価値観は違えども20代の女性に変わりはなく恋愛ネタでは興味深い回答もありました。
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上映時間48分12秒、当り前ですが全編英語バージョンで、特に恋愛ネタの箇所はご紹介したいのですが、Listening comprehensionが未熟な私の解説では正確性を欠く恐れがあるので控えさせて頂きました。



彼女達の答えは個性にあふれ、知的で、またおかしいところもあり20代女性の考え方を再発見出来きる優れた作品です。
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彼女は画面の中で自分についての思いの丈を語り、上映会の後、共同生活で心の通った友情を築くことができた事が一生の宝物になったと、特にドキュメンタリーを制作して彼女の心に強く残ったと話されていました。
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そして福知さんは彼女達との会話を撮影して得た体験を基に “ご覧になって頂いた皆さんがこの作品を通して、自分の大切な人、すぐ隣にいる人のことを考えてみるきっかけになれば良いなと思っています。”と纏められました。

私は映像を見ながら、何気なく昔歌っていた “明日と言う字は明るい日と書くのね、若いと言う字は苦しい字に似てるわ” の歌詞が思い浮かび、夢、恋愛はいつの時代でも苦悩やほろ苦さやの中で成長するものだと改めて理解を深めました。

上映会での私の感想は “若いって素晴らしい” です。


<おまけ>
アカデミー作品賞等4冠を獲得した、The King’s speech 題材にした授業を受けた後に、この映画を観た感想です。
これがアカデミー候補?と感じたのですが、日を改めて又見た処、目元が熱くなりました。
字幕が無いので、一回目は意味が良く掴めなかったからなのか、二回目の方が理解が深まったからなのか、それとも二回目にして内容の素晴らしさに気付いたのか未だ良く判りませんが、この映画お勧めです。

昨年のOscarを逃したAcademy候補 “Avatar” は映像が特に素敵でしたが “The King’s Speech” は趣や深みがあると云うのか、人の琴線に触れると云うのか、感じ方は色々あると思いますが、良く出来た映画ですので是非ご覧になって下さい。

公式サイトは此方です。
http://www.kingsspeech.com/
http://kingsspeech.gaga.ne.jp/

 


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