SSブログ

キッコーマン(茂木友三郎名誉会長)&日本コカ・コーラ(魚谷雅彦会長) [学ぶ]

2011112日、コロンビア大学主催のコロンビアビジネススクールでキッコーマン(茂木友三郎名誉会長)と日本コカ・コーラ(魚谷雅彦会長)のご講演があると聞き早速参加申し込みをさせて頂きました。
テーマは「Global Marketing of National Products : Kikkoman and Coca-Cola」です。
R0034714_1.jpg


茂木友三郎名誉会長はハードなことで知られるコロンビア大学ビジネススクールへ留学し1961年に日本人第1号のMBA(経営学修士)を取得された方です。
流石に300年も続く老舗会社の名誉会長だけあって威厳と風格に満ち溢れ十分聴きごたえのあるプレゼンテーションでした。
R0034719_1.jpg



魚谷雅彦会長は正にダンディー、苦労人で努力家と云う感じが伝わって来ました。
勿論、魚谷会長もコロンビア大学ビジネススクールでMBAを取得されています。
R0034727_1.jpg


プレゼンテーションの中で日本の発明であるハイブリッドカーが映し出された時、コカ・コーラとどの様な関係?
R0034729_1.jpg



その答えは
R0034731_1.jpg
だそうです。
アイデアに溢れ、皆さんの心を確り掴んだ素晴らしいプレゼンテーションでした。
常に笑顔を絶やさず優しさと思いやりに溢れた経営者だと感じました。



本題のプレゼンテーションですが、キッコーマンの海外マーケッティングの鍵はクオリティーを大事にし、日本の伝統の味を世界に広める点にあると説明されていました。
R0034758_1.jpg
海外で食べられている日本食に醤油を使って頂くだけでなく、広く現地の食生活に醤油を染透させるべく、その国の食文化や食材に合った醤油の使い方を書いたタグを醤油瓶に付ける等、色々な工夫をされた事や、苦労も多いが早くから海外進出し現地化を進めて来た事が成功に繋がった事などをお話し下さいました。
結果、世界でKikkomanと言えば日本醤油の代名詞と言われる迄になり、現在北米に於けるキッコーマンの醤油シェアは55%だそうです。



一方の日本コカ・コーラはGlobalLocalの組み合わせによるシナジー (相乗効果)をキーワードにして事業改革と進化を進め、現地化や地域ブランドを開発してきた事が今日の成功につながったと語られました。
R0034763_1.jpg
又、魚谷会長は人生の中でSandwich(板挟み)になる事があると、それをエンジョイする前向きな考え方で自分を変革し苦境を乗り越えて来たそうです。


短い時間でしたが両経営者の貴重なお話は私の小さな人生に大きな影響を与えて下さいました。
この講演会に参加出来てとても良かったと思います。
有り難う御座いました。





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。